理事長 司祭 市原信太郎
聖十字幼稚園は、
「
一人ひとり神さまに愛され、大切にされている子どもたちが、
わたしたち子育て支援施設は子どもの命を守り、子どもの尊厳を守り、今しか無い子どもの育ちを守るところです。子どもひとりひとりは社会の宝であり、地球の宝物です。
国連の定める「子どもの権利条約」の理念の基になっている、ポーランド人のヤヌシュ・コルチャック先生は「子どもは、だんだんと人間になるのではなく、すでに人間である。彼らの理性に向かって話しかければ、我々のそれに応えることもできるし、心に向かって話しかければ、我々を感じとってもくれる。子どもは、その魂において、我々がもっているところのあらゆる思考や感覚をもつ才能ある人間なのである。」と述べています。
キリスト教の聖書にある「いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です」(コリント人への第一の手紙13章13節)の言葉どおり、私たちは子どもたちに深い愛情を注ぎ、発達心理学で言われるアタッチメントの形成を促進し、自分と隣人を愛することの出来る子どもを育てたいと思います。
子育ては尊い人間の営みです。保護者の皆様と園との信頼関係が何より大切です。共に協力しあって子どもたちの育ちを大切に支えて参りたいと思います。
本園は、100年余り前に松本聖十字教会付属幼稚園として誕生し、常に聖十字教会と共にあり、地域の皆さまから大いに助けられ励まされつつ、着実に歩み続けてまいりました。
100年前と言えば、子どもも女性も日本社会では一人の人間として認められていないような時代でしたが、カナダから来日した聖公会のF・Wケネディ司祭や宣教師ミス・レナックスにより、人間形成に最も大切な幼児教育・保育を始めて頂いたことに深く感謝いたします。
これからも教会や地域のあたたかい見守りの中で、子どもたちが健やかに成長していくことができるようキリスト教保育の実践に努めてまいりたいと思います。
1912年(大正2年)松本町大名町私立最初の幼稚園
聖マリア館 左側が宣教師住宅
右側は女子寮(松本)
(中島きえ姉提供)テニスコートで電柱の下のこちら向きがきえ姉
女子寮の娘さんたち
右から4人目 おさださん
左から4人目 牛山小仙さん
カナダ人宣教師ミス・レナックス(初代園長)により設立
長野県中信地区における最初の私立幼稚園
創立当初の園舎は、松本聖十字教会(大名町)会館
ミス・ハミルトン(第3代園長)の時代に新田町(現・北深志1丁目)に園舎を新築移転
現在の住所(開智1丁目)に園舎を新築移転
松本聖十字教会とマリア館も同地に移築移転
創立80周年記念行事として園舎(現教育棟)新築工事着工
新園舎完成
創立100周年 記念講演・式典・写真集発行
(SKF20周年)
保育棟・マリア館改築工事着工
保育棟・マリア館完成
幼保連携型認定こども園に移行
園名 | 学校法人聖十字学園 幼保連携型認定こども園聖十字幼稚園 |
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所在地 | 〒390-0876 長野県松本市開智1丁目6番25号 |
理事長 | 江夏一彰 |
園長 | 江夏一彰 |
TEL | 0263-32-4688 |
FAX | 0263-37-5525 |
開園時間 | 午前7時半~午後6時半 |
保育時間 | 教育標準時間(1号認定こども)午前8時半~午後2時 短時間保育(2・3号認定こども)午前8時半~午後4時半 標準時間保育(2・3号認定こども)午前7時半~午後6時半 |
預かり保育「こあら」… | 午前7時半~8時半、午後2時~5時 |
休園日 | 全員共通:日曜日・祝日・年末年始 1号認定こども:土曜日・長期休業日(春季・夏季・冬季)・園行事の代休 その他園長が必要と認めた日 |
給食 | 自園給食 |
園バス | 大バス1台 ― 2コース運行 小バス1台 ー 1コース運行 |
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